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  引 退  
2007.03.01.Thu / 00:00 
諸事情により1月14日のフライトを最後にPPGフライヤーを引退しました。ですので今後の更新はありませんが、本ブログにはグランドハンドリングからの教習課程を詳細に記録してありますので、後進の方々の参考になればと思い、削除せずに残しておくことにしました。今までご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
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No.113 / 未分類 /  コメント(-) /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  モンチッチ海岸  
2007.01.14.Sun / 14:00 
 奥に見えているのは広島県の島々や本土。大気が澄んでいると近く見える。









高気圧にすっぽりと覆われて雲ひとつない青空、視程も最高。今年初めてモンチッチ海岸に行って来ました。1本目は一眼レフデジカメで撮影練習をしました。風は4~5m/s、リバースでテイクオフし撮影ポイントに向かいます。一眼レフカメラの場合ファインダーを覗かねばならず、コンパクトデジカメのように腕をつきだして撮影することが出来ません。ちょっと俯瞰気味になると足が邪魔になってしまいます。垂直撮影するときはカメラをつきだしてノーファインダーで撮るか、または横から撮るしかなさそうです。30分ほど飛んでさぁランディングなんですがここのTLは非常に狭くピンポイントで降ろさなければなりません。初心者にとっては行きはよいよい帰りは怖い.....てな感じです。

極度のプレッシャーの中、1回目のアプローチは高すぎて失敗、やり直して2回目もまた高すぎ、3回目にやっと降りられましたが吹き上げてくる風の影響で波打ち際ギリギリのところにタッチダウンしました。あと3メートルのびてたら海に浸かってたかもしれません。(;^_^A

一服して2本目はビデオカメラに持ち替えてまた撮影練習です。しかし撮影ポイントに着いてからなぜかエンジンが息をつきます。ワンハンドコントロールでビデオを操作していたのでスロットルを握る手が揺るんだんだろうとあまり気にしていませんでしたが、今度は完全にエンジン停止。高度は200メートル、TLまでの距離は直線で約1.3km。あとで滑空計算してみたらどうにかTLまで届きそうでしたが、アプローチの旋回に必要な高度や猫の額のように狭いTLを考えるととても帰る気にはなりません。幸い真下には広い砂浜があるのでそこに降りることにしました。即座に風向きを計算してアプローチに入ります。さっき高めだったから今度は低めに、、、との考えがよぎりましたが、今はエンジンが止まっているので少しでもショートしたら海にドボンです。すぐに考えを改め、砂浜に近い海上で8の字を切って高度処理しました。

ランディングポイントはローターの危険性がありましたが、もうそこに降ろすしかないので覚悟を決めてアプローチしました。幸い夕方近くで風もだいぶ落ち着いていたので無事にランディングすることができました。今日は日曜日で天気も良く暖かかったため、カップルや家族連れが多かったです。人のいない場所を選んで安全に降りることが出来ましたが、突然音もなく空から現れた私を皆さんは宇宙人でも見るかのような視線で見ていました。(^_^;)

エンジン停止の原因はおそらくニードルセッティング。このフライトの直前にLoを1/8開け、Hiを1/8絞ったので、回転は上がるもののトルクが全くなく、Hi・Loの組み合わせがアンバランスになっていたようです。その後のテストでニードルセッティングを元に戻すと、また調子よくなりました。

今日はヒヤヒヤの一日でしたが、これもまたいい経験になりました。


この砂浜に手前から奥に向かってランディングしました。




本日のフライト時間 40分 累積フライト時間18時間18分 プロトユニット使用7時間45分
No.110 / フライトログ /  コメント(-) /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  塩屋海岸  
2007.01.11.Thu / 13:00 
IMG_6022-2-2.jpg


昨日に引き続き塩屋海岸。今日はタンデムで撮影練習などを行う予定でしたが風が弱くてテイクオフできませんでした。私もW教官も正月太りした上撮影機材も増えたため揚力が足りませんでした。(;^_^A

一人で飛ぶ分には全く問題ないので今日も2本。最初の1本目はカメラを持たず、立体的な空間に慣れるために15分ほど自由に飛びました。ただ今日は野鳥見物の方が多かったので出来るだけ河口部分には入らず、海岸を往復しただけでした。後で野鳥の会の方から「初めて鶴が飛来してきているので、できるだけ河口に入らないでほしい」という依頼を受けました。海岸だけ飛んでてよかったです。(^_^;) これから春先までは更にエリアが狭くなりそうです。

その後2本目は風も落ち着いてきたので一眼レフのデジカメを持って飛びました。ここ最近では珍しい1m/s未満の微風。フロントライズアップで1発テイクオフ! 大気密度が濃いので楽々です。しかし冬の風は微風でもリフトやシンクがあり、高度制限のある塩屋では撮影しながら飛ぶと気を抜けません。広いはずの大空もここでは極端に狭く感じます。タッチダウンはほぼ無風だったためブレークコードを手に一周巻き、フルグライドでスピードをつけてからフレアをかけると上手く降りられました。

DPP_0001-2-2.jpg


本日のフライト時間 30分 累積フライト時間17時間38分 プロトユニット使用7時間05分
No.109 / フライトログ /  コメント(-) /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  2007年 飛び初め  
2007.01.10.Wed / 13:00 
IMG_4585-3.jpg


2007年の飛び初めはいつもの塩屋海岸。午前中は快晴でしたが午後からは時折日が差すものの雲が多かったです。テイクオフ直前にW教官に「今日の風はどう思う?」と聞かれて「いや、いつもの、、、穏やかな海風、、、かな、、、。」と答えると「飛べば分かるよ。」とのこと。風は3~4m、リバースで上げてテイクオフしました。海風なので安定してるかと思いきやアップダウンでグラグラと揺られました。降りてからその原因を聞くと海面のブローラインや波のざわめきである程度判断できるとのこと。そう言われてみれば引き潮にもかかわらずいつもより波がザワザワと音を立てていたし海面にブローラインがあることも確認していました。冬は他の季節と違って海風でも上下に揺られることが多いようです。

本日のフライト時間 35分 累積フライト時間17時間08分 プロトユニット使用6時間35分
No.108 / フライトログ /  コメント(-) /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  織田が浜  
2006.12.24.Sun / 12:00 
昨日は夏以来となる長浜エリアで「タンデムで上昇限界を試す」というこの季節には大変なチャレンジをする予定でした。一見広そうな肱川河口ですがタンデムフライトには滑走距離が短く、テイクオフできてもすぐに海上に出てしまうので、安全高度が取れないという判断ですぐに降ろしました。やはりタンデムは上昇率が悪いですね。ソロなら全く問題ない広さですが、タンデムには無理がありました。

そして今日は東予の織田が浜エリア。結構風が強く、常時5m/s前後の風が入っています。そんなコンディションの中、W教官が男子高校生3人のタンデムフライトをこなしました。時折7m/sの風が吹いていましたが、6m/s以下になるのを待ってテイクオフ。これだけ強いとサポートもしっかり引っ張らないと持っていかれてしまいます。何とか3人を無事に飛ばし、日が沈んだ頃にようやく風が落ち着いてきました。とは言っても4~5m/s。あんまり乗り気ではありませんでしたが、2連休で一度も飛ばずに帰るのはいやだし、5m/s以下なら飛べる技量を身につけておかなければなりません。

今までにも何度か飛んではいるものの、アプローチで流されかけたりローリングが起こったりして、あまりいい印象がありません。しかもアプローチでは極端な偏流飛行になるので心配でしたが、テイクオフ・アプローチ・ランディングともうまくいきました。多少のリフトはあったもののローリングも起こらず安定していました。今日はコンディションが良ければビデオや一眼レフカメラを持ち替えてテストを繰り返し、飛びまくる予定でしたが日没後の短いフライトだけになってしまいました。今回は夜景寸前の暗い状態だったので、写真はありません。

本日のフライト時間 20分 累積フライト時間16時間33分 プロトユニット使用6時間00分
* テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記 *
No.107 / フライトログ /  コメント(-) /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  塩屋海岸  
2006.12.20.Wed / 13:00 



このところ仕事とコンディションのタイミングが悪くてずっと飛べていなかった。秋頃のような安定した晴天は続かないので、これからの季節は飛べるときに飛んでおかないといけないと思う。

今日の主な目的は先日購入した家庭用小型ハイビジョンカメラのテスト。自作した小道具を使用し体に固定するのだが、テイクオフやランディング時に邪魔にならず、かつ上空で安定した映像を撮らなければならない。結果は上々だと思う。まだハイビジョンテレビで細かくチェックしていないのでなんとも言えないが、ウチのボロテレビ(アナログ29インチ)では問題ないように見える。ただ、ハイビジョンカメラは画質がいいだけに、大画面のハイビジョンテレビで見ると細かなブレが気になるらしい。

フライトのほうは今回はテイクオフ、ランディングとも問題なくスムーズにできた。ただ、今日はいつもの装備にビデオカメラが余分にあるのでチェックが雑になったらしく、アクセルバーのロープがねじれていて足をかけることができなかった。今のユニットはアクセルバーを使わないとケツを入れることができないのですぐに降りてねじれを直し、再度テイクオフ。今日の風は平均3m/sとベストな強さだが、オフショア気味であまり安定していなかったので自分の技量を考慮し、ローパスはやめておいた。高度20m程度で8の字旋回を繰り返し、カメラのテスト撮影をした。次回風が安定していればもっと思い切ったローパスで撮影に挑戦したい。

本日のフライト時間 30分 累積フライト時間16時間13分 プロトユニット使用5時間40分
No.106 / フライトログ /  コメント(-) /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  塩屋海岸  
2006.11.30.Thu / 13:00 
今日の塩屋は風が不安定。強さは無風~5m/s、風向も定まらず、つむじ風も起きていた。こんなときに飛んでもろくなことにならないのでグラハンをしたり、同じクラブ員のYAMAさんの教習サポートをしたりして風が安定するのを待っていたが、3時を過ぎた頃からだいぶ落ち着いてきたので飛ぶことにした。

今日の予定は一眼レフカメラで撮影するための工夫とその調整、自作クルーズコントロールのテスト、実際にカメラを持って飛んでみる、の三つのだったが、時間の都合でカメラを持って飛ぶことはできなかった。クルーズコントロールは4500rpm付近で固定されるので概ねOK。高度が落ちるときはそのままレバーを握れば回転数を上げられるので概ねOKかと。

ランディングで今日は久しぶりにやらかしてしまった。アプローチミス、ファイナルでのオーバーコントロール、慌ててスロットルを握りゴーアラウンドしようとしたが間に合わずヒップランディング。プロペラは見るも無惨な姿に.....。完全に修復不可能! プロペラ代もさることながら、自分の技術の未熟さに少々ブルーになってしまった。しかし下が砂浜だったため、ケガもなくユニットのほうもプロペラ以外は全くの無傷。不幸中の幸いだった。

真横から風が吹いているときのアプローチの距離感がまだ掴めない。海岸で飛ぶことが多いので、まともなオンショアのときは偏流でアプローチをしなければならないが、今までもそういう場面ではゴーアラウンドすることがよくあった。まぁしかしプロペラは消耗品。またひとつ勉強になったと思って気を取り直そう。

自作クル-ズコントロール。貧乏人は工夫する。(^_^;)
IMG_4558.jpg


本日のフライト時間 20分 累積フライト時間15時間43分 プロトユニット使用5時間10分
No.105 / フライトログ /  コメント(-) /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  塩屋海岸  
2006.11.21.Tue / 13:00 
最近仕事とコンディションのタイミングが悪く2週間も飛べてなかったが、久しぶりにいいコンディションで仕事もオフ。W教官と塩屋海岸でタンデム&ビデオ撮影の練習をしてきた。今日は初めて私のユニットを使ってタンデムフライトしてみた。シモニーニのミニ4(160cc) + 110cmペラだが推力に問題はなく、W教官のsolo210 + 122cmペラと同等かそれ以上の推力があることが分かった。しかしこのエンジンは前のブラックデビルと違ってすこぶる調子がいい。アイドリングの安定性がイマイチでちょっと気になるところだが、始動性は抜群。全装備乾燥重量が24kgと軽いためか、体感的な推力はブラックデビルと比較しても遜色ない。

ビデオ撮影は目標を定めて低空で旋回し、それを追う。また上空からカモメを追いかけて撮影したりもした。結果は結構悲惨。(;^_^A 望遠を使うとブレブレだし広角もわりとぶれてた。カメラの構え方などをいろいろ試しながら練習しないと使い物にならない。

その後はシングルで反転トルク解消用のベルトを付けたり、一眼レフカメラで撮影するための工夫などをいろいろ試しながら、3本フライトした。今日の風は1~2m/sでフロント、リバースライズアップのいい練習ができた。

テイクオフ。浮いた直後の写真。IMG_0341-120kb.jpg


ファイナルアプローチ
IMG_0340-120kb.jpg


エンジンユニット。緑のベルトが反転トルク解消ベルト。効果はバッチシ。IMG_4539.jpg


ユニット後ろから。IMG_4541.jpg


本日のフライト時間 25分 累積フライト時間15時間23分 プロトユニット使用4時間50分
No.104 / フライトログ /  コメント(-) /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  塩屋海岸  
2006.11.05.Sun / 13:00 
今日は久々にお客さんもなく、3日に飛んだばっかりなので近場でのんびりしようということで塩屋海岸。予想外に風がなく、1m/s未満の微風。フロントライズアップのいい練習になる。1本目はしっくり来なかったハーネスのテストフライトをした。1回目のライズアップはなぜかテンションが抜けて失敗したが、2回目はうまくいった。しかしやはりしっくりこないためすぐに降りた。すぐにハーネスを替えて2本目。今度は一発でテイクオフし、大潮干潮で広くなった河口で久々にローパス&シャープターンの練習をした。低い高度でのシャープターンは何度やってもエキサイティング! 以前のように肩に力が入ることはなくなったが、集中力が高まっているのが自分でもよく分かる。今日はW教官とタンデムで撮影の練習をする予定だったが、あまりに風がないためあきらめて早々に撤収した。今回は写真なし。

本日のフライト時間 23分 累積フライト時間14時間58分 プロトユニット使用4時間03分
No.103 / フライトログ /  コメント(-) /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  モンチッチ海岸  
2006.11.03.Fri / 11:30 
IMG_4472.jpg


西に高気圧があってここら辺では西風が吹くコンディション。潮もちょうど干潮なので今日はモンチッチ海岸。ここは干潮のとき以外はLDが狭くてランディングは少しプレッシャーがかかる。今日も1本目はランディング時の風向きが悪く、風に正対して降りられなかった。そのため、アプローチの距離感が若干狂ってしまい、少しショートしてしまった。(といっても6~7m)自分は無事だったがキャノピーを上手く降ろせず横の木に引っかけてしまった。

今までどうしてもハーネスのセッティングが出なかったため、ユニットの製造元より中古ではあるがDKの最終型のハーネスを送っていただいた。ハングチェックではどちらも大差ないような感じで、内心「こりゃダメだなぁ。」と思っていたが、実際に飛んでみるとこれが具合いい。やっとゆったりと座って飛べるようになった。

今日もカイトやウィンドサーフィンのメンバー、タンデム希望の女の子、ほかギャラリー多数でエリアは賑やか。このところW教官はタンデムばかりでシングルでは全く飛んでいないが、それはそれで楽しいらしい。しかし体力的にかなりきついようなのでできる限りのサポートをしなければならない。

W教官のタンデム機
IMG_4441.jpg


続いて2本目。風は向きが安定しないものの、強さは3m/s前後で安定している。2本ともリバースで難なくテイクオフ。高度を400m前後まで上げたが、今日はこの秋初めて寒さを感じた。もうしっかり防寒対策をしないと高々度&長時間のフライトはできない。1週間前までは長袖シャツ1枚でちょうど良かったのだが。

道の駅"風和里(ふわり)"と長浜海岸全景 人工の砂浜でビーチバレーが盛んに行われいる。IMG_4476.jpg


逆光の海が美しい。
IMG_4488.jpg


IMG_4463.jpg


夕日をバックに砂浜で遊ぶ親子。(空撮ではありません。)
IMG_4491.jpg


本日のフライト時間 50分 累積フライト時間14時間35分 プロトユニット使用3時間40分
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Pits

Author:Pits
キャノピー : MAC PARA EDEN2
ユニット:プロト(シモニーニ ミニ4)

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